「SEOって何?初心者でもできるの?」とお悩みではないでしょうか?
ブログのアクセスを増やすためには、SEOが重要です。
難しそうに聞こえますが、初心者の方でも取り組めるため不安にならなくても大丈夫!
今回は初心者の方に向けて、SEOの基本からすぐにできる対策まで分かりやすく解説します。
この記事は以下のような人におすすめ!
- SEOを基本から知りたい人
- 初心者でもできるSEO対策が知りたい人
- ブログのアクセスを増やしたい人
この記事を読めば、SEOについて理解できて、具体的にやるべき作業も分かります。
さらに、SEOで行ってはいけないことも紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね!
目次
SEOとは?
SEOは、ブログを運営していくうえで必要な知識です。
ブログで行うSEO対策について理解するために、まずはSEOの意味やブログでの必要性について理解しましょう。
初心者の方にも、分かりやすく解説します。
そもそもSEOって何?
SEO(エスイーオー)とは「Search Engine Optimization」の略で、直訳すると「検索エンジン最適化」となります。
つまり、検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすため、Googleの検索結果の上位にWebサイトを表示させることです。
また、そのために行う対策を「SEO対策」と言います。
特定のキーワードで検索したときに、検索結果の1ページ目の上位にWebサイトが表示されることです(広告は省く)。
1ページ目内に表示されることを指す場合もあり、具体的に上から何番目までが上位とは決まっていません。
検索エンジンの仕組みにより、Webサイトを公開するだけでは検索結果にすら表示されません。
Webサイトが検索結果に表示され、さらに上位になるためには、Googleのデータベースに登録、評価される必要があるのです。
そのために、ブログをはじめとしたWebサイトを運営するときはSEO対策を行います。
ブログ運営にSEOが必要な理由
SEO対策を行うと検索結果で上位に表示されるようになり、ブログへのアクセスを増やせます。
たとえば、Googleで何か知りたくて検索したとき、上に表示されるWebサイトから順番に見ていきますよね。
そして、知りたいことが分かったところでブラウザを閉じるなど、検索行動を終了するでしょう。
このことから、検索結果の上位に表示されるほどアクセスが増え、順位が下がるほどアクセスが減る傾向にあるとわかります。
また、アクセスを増やすことは、結果的にブログからの収益アップにも繋がります。
SEO対策は、ブログを運営するうえで必須の戦略だと言えるでしょう。
SEO対策の基本的な考え方
「何事も基本が大事」と言いますが、SEOも例外ではありません。
まずは、SEO対策の2つの基本的な考え方を理解するために、以下の2点を解説します。
SEO対策にはさまざまな手法がありますが、それらはすべて基本を踏まえた上でのことです。
初心者の方は、まずSEOで求められるのは何かを知って、記事で実現していきましょう。
SEOで求められること
SEOでは「コンテンツによってユーザーのニーズに応えること」が求められます。
なぜなら、Googleはユーザーのニーズに応えられるページを検索結果の上位に表示する仕組みだからです。
ユーザーが「何を知りたくて、調べているのか」「どんな悩みを持っていて、何を解決したいのか」など、キーワードを検索した目的のことです。
Googleが提供するサービスは、常にユーザーの利便性を第一に考えられています。
そして、検索結果に表示するコンテンツにも利便性が求められるのです。
利便性が高いページとは、たとえば以下が挙げられます。
- 読みやすい(誤字脱字がなく、正しい日本語が使われている)
- わかりやすい(専門用語は必要以上に使わない、解説を付けるなど)
- 詳しい(そのテーマについて専門性やオリジナリティがあること)
- 丁寧(補足情報など、追加で知っていたら役立つことまで記載していること)
読者を第一に考えてコンテンツを作成すれば、おのずと利便性の高いページになります。
以上の解説から、検索結果で上位に表示するために、読者を第一に考えて記事を作ることが重要だと分かっていただけるでしょう。
記事作りで大切にすべき3つのポイント
読者を第一に考えた記事を作成するときは、以下の3つを意識しましょう。
- 読者にとって有益な情報を発信する
- キーワードを意識する
- 誠実な記事を書く
この3つを意識して記事を書けば、読者に役に立つ記事になることはもちろん、SEOの効果も期待できますよ!
1. 読者にとって有益な情報を発信する
ユーザーが検索をするときは、何らかの問題や悩みを抱えており、それを解決したいと考えています。
そのため、記事で読者に解決策を提示することで「有益=役に立つ記事」の発信に繋がるのです。
たとえば、「白い服 泥 落とし方」と検索したユーザーについて考えてみましょう。
このユーザーの抱える悩みは「お気に入りの白い服が泥で汚れたから、どうにかして落としたい」だと推測できます。
そうするとユーザーは、以下のような情報を知りたいのではないでしょうか。
- 簡単に泥汚れを落とす方法
- 便利なグッズやおすすめの洗剤
- 泥汚れに対してやってはいけないこと(汚れが落ちにくくなるため)
上記の内容を踏まえた分かりやすい記事を作成すれば、ユーザーの役に立てますよね。
このように、特定のユーザーが解決したい悩みを意識して記事を書くことが、有益な情報の発信に繋がるのです。
2. キーワードを意識する
ユーザーに有益な記事を書くときは、キーワードが重要です。
キーワードとは、ユーザーがページにアクセスする前に検索する言葉で、記事のテーマにもなります。
ターゲットとなる読者やそれぞれ持っている悩みを、キーワードから想定できるのです。
また、キーワードを意識すると、同じジャンルの記事でもターゲットとなる読者のニーズや属性が変わることに気付けます。
それにより、特定の読者に対して役に立つ記事を書けるのです。
【読者のニーズが変わる例】
キーワード | 読者のニーズ |
---|---|
洗濯機 最新 | 最新の洗濯機が欲しい (値段は高くてもいい) |
洗濯機 安い | 安い洗濯機がいい (機能などは最低減でいい) |
それぞれ「洗濯機について知りたい」というニーズは同じですが、細かいニーズが逆ですよね。
そのため、記事で紹介する内容や商品は変わるはずです。
【読者の属性が異なる例】
キーワード | 読者のニーズ |
---|---|
履歴書 就活 書き方 | 新卒 |
履歴書 転職 書き方 | 中途採用 |
「就活」というワードは、「新卒」の人がターゲットになることが多いですよね。
それに対して、「転職」は「中途採用」の人がターゲットだと考えられます。
新卒と中途採用では、履歴書の書き方が異なるため求めている情報も変わるのです。
以上のように、キーワードを意識することは、有益な情報の発信に繋がります。
なお、キーワードの選び方については「記事ごとの対策キーワードを決める」で解説しますので、あわせてご覧ください。
3. 誠実な記事を書く
誠実な記事を書くことも、大切なポイントです。
誠実な記事の特徴として、以下の2つが挙げられます。
- 記事に嘘を書かない
- メリットだけではなく、デメリットも書く
1つ目の記事に「嘘を書かない」は、分かりやすいですよね。
嘘を書くことはユーザーを騙す行為になるため、ブログへの信頼を失うことに繋がります。
しかし、デメリットを書くことに関しては、ためらう方もいるかもしれません。
一見不利に思えますが、デメリットを書くことはブログと読者両方によい影響をもたらします。
- ブログへの影響:記事の情報量が増えて、専門性が高まる
- 読者への影響:デメリットへの心構えができる。不満が発生しない。
また、デメリットは裏を返せばメリットになるので、積極的に書いていくのがおすすめです。
このように、誠実な記事を書くことは読者にもブログにもよい影響を与えるのです。
ブログでもできるSEO対策の種類
SEO対策の種類は、大きく分けて以下の3つです。
どの対策も重要ですが、なかでも「コンテンツSEO」が初心者の方がとくに注力すべきだと言えます。
それでは、詳しい内容について解説します。
コンテンツSEO【初心者は最重要】
コンテンツSEOとは、ユーザーが求めるコンテンツを継続的に発信して、検索結果の上位表示を目指すことです。
ここまで述べてきたように、検索結果の上位に表示されるためには読者にとって有益な記事を書くことが大切になります。
SEOにはさまざまなテクニックがありますが、それらは有益なコンテンツがあってこその対策です。
そのため、初心者の方はまずコンテンツSEOに取り組むべきでしょう。
また、コンテンツSEOに取り組んでおけばSEO効果によるアクセスアップはもちろん、収益化にも繋がりますよ!
コンテンツSEOで具体的に行う作業は、あとの「初心者がやるべき7つのSEO対策」で解説するので参考にしてくださいね。
内部対策
内部対策とは「テクニカルSEO」とも呼ばれ、主にWebサイトの技術的な部分のSEO対策です。
Googleは、ロボット(クローラー)を使ってWebサイトの情報を集めます。
そして、集めた情報をもとにコンテンツを評価し、検索結果に表示する仕組みです。
そのため、クローラーがWebサイトの情報を正しく読み取れるようにする必要があります。
以下は、内部対策の例です。
- 記事やページの構造を整える(タグの使い方・構造化マークアップなど)
- サイト全体の構造を整える
- サイトに内部リンクを最適化する
- スマートフォン向けのデザインにも対応する
- ページの表示スピードを上げる
内部対策を行うには専門的な知識が必要な場合も多いですが、なかにはすぐに取り組める作業もあります。
- テーマに沿った記事URLを設定する
- 記事のカテゴリーを設定してサイト構造を整える
- 画像サイズを小さくして表示スピードを上げる
WordPressブログを運営している人は、SEO対策がされたWordPressテーマを利用すれば、タグの設定や構造化マークアップ、スマートフォン対応も手軽にできますよ。
WordPressは、ブログやホームページなどのWebサイトを無料で作成できるソフトウェアのこと。
Webサイト制作の知識がない人でも、簡単にブログを制作・管理できる仕組みです。
テーマは、WordPressで作ったWebサイト用のテンプレートのこと。
デザインや機能などがセットになっており、適用すればWebサイトを簡単にカスタマイズできます。
最初はWordPressテーマを利用しながら、少しずつ専門知識をつけていくとよいでしょう。
初心者におすすめのWordPressテーマは、無料テーマの『Cocoon』です。
WordPressで利用できる無料テーマのなかでも、機能性やデザイン性に優れています。
SEO対策の設定が細かくできることはもちろん、デザインにもこだわったブログが作れますよ!
内部対策をすることでブログのデザイン性も上がり、見やすく使いやすいページになります。
結果的にユーザーの利便性にも繋がりますよ!
外部対策
外部施策は、名前のとおり自分のWebサイトやブログ以外からの対策です。
他のサイトから自分のサイトに向けてリンクを貼ってもらう「外部リンク」の獲得が、主な外部対策となります。
Googleが公表している考え方では「有益な情報には、他のサイトからリンクが貼られる」としています。
そのため、SEOにも外部リンクが重要なのです。
しかし、外部対策に関しては最初のうちは考えなくても問題ありません。
なぜなら、他サイトからのリンクは有益な情報を発信していれば自然と増えるからです。
このことからも、SEOは質の高いコンテンツがあってこそだということが分かりますね。
不正にリンクを増やすと、Googleのガイドライン違反になり、検索順位に出なくなる可能性があります。
そのため、不自然にリンクを増やす行為は避けましょう。
詳しくは、「SEO対策するうえでの注意すること」で解説します。
初心者がやるべき7つのSEO対策
ブログ初心者の方が、SEO対策としてまずやるべきことをご紹介します。
これらは、継続して有益な情報を発信するブログを作るためのポイントでもあります。
まずは、記事の作成や改善を主に行いながら、ブログを成長させるところから始めましょう。
1. ブログのテーマを決める
まずは、ブログ全体のテーマを決めましょう。
ブログのテーマを決めることで、以下の効果が見込めます。
- ブログの専門性が高まる
- 内部リンクが貼りやすい
上記によって、Googleからの評価やユーザーの利便性の向上に繋がり、SEO的にも有利に働くと言えるでしょう。
ブログの専門性が高まる
SEOでは、Webサイトの専門性が求められます。
それは、特定のテーマに詳しいWebサイトが読者にとって有益だとGoogleが判断しているからです。
特定のテーマに絞って記事を書いていくことで、そのテーマに関する情報量がどんどん増していきますよね。
その結果、ブログ全体の専門性が高くなり上位表示に繋がるのです。
なお、検索順位を上げにくいジャンル(YMYL)が存在するため、テーマ選びには注意しましょう。
「YMYL(Your Money or Your Life)」は、お金や健康、個人の信条にまつわるジャンルです。
コンテンツによりユーザーの人生を大きく左右する可能性があるため、Googleによるチェックが厳しく、上位表示しにくい傾向にあります。
テーマ選びについて詳しくは以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
【3STEP】超重要!ブログの「テーマ」決め方解説【初心者向け】内部リンクが貼りやすい
さらに、テーマを絞ると内部リンクが貼りやすくなるのもポイントです。
内部リンクとは、同じサイトのページ同士でリンクを貼ること。
関連性の高い記事同士を内部リンクで繋ぐと、クローラーがそれぞれのページを認識しやすくなります。
ブログのテーマを決めれば、コンテンツSEOだけでなく内部施策もしやすくなるのです。
内部リンクを貼ると、必要な情報にアクセスしやすくなるためユーザーの利便性の向上にも繋がりますよ!
2. ブログの読者を決める
SEO対策では、ブログの「ユーザー=読者」を決めることが重要です。
Googleの検索結果では、ユーザーニーズに応えられる内容が記載されたページが上位表示されます。
しかし、読者によって抱える悩みが異なるため記事に求める内容も変わってくるのです。
そこで、ターゲットとなる特定の読者を決めればその読者の役に立つ記事が書けます。
ユーザーの役に立つコンテンツを提供することで、SEO効果も見込めるのです。
3. SEO対策できるブログを使う
クローラーがブログの内容を認識しやすいように、SEO対策できるブログを使いましょう。
とくに初心者は、ブログの技術的な部分を扱うのが難しい場合が多いですよね。
そのため、SEO対策(内部施策)がしやすいブログサービスを最初から選ぶのがポイントだと言えます。
そこで、おすすめなのが『WordPress』。
機能が豊富でカスタマイズしやすく、SEO対策ができるブログサービスです。
直感的に操作できるので、初心者の方にも使いやすいでしょう。
さらに、専門知識が必要な部分もWordPressテーマで補えます。
用意された数多くのテーマから、自分のブログに合ったデザインや機能を備えたものを選べますよ!
どのテーマがいいか悩んでいる人は、多機能・無料で人気のテーマ『Cocoon』がおすすめ。
シンレンタルサーバーなら『WordPressクイックスタート』のサービスにより、初心者の方でも比較的簡単に『Cocoon』のテーマを適用したブログが始められます!
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
【初心者向け】WordPressブログを簡単開設!【WordPressクイックスタート】4. SEO対策に必要なツールを設置する
検索結果で上位表示し続けるためには、継続して読者に有益な情報を発信していく必要があります。
そのために、以下のツールが役立ちます。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
これらのツールは無料でGoogleから提供されています。
ブログや記事の現状を把握し、よりよくするための対策を考えるときに活用できるでしょう。
それぞれのツールについて解説します。
Googleアナリティクス
▲出典:Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは、Webサイトのアクセス解析ツールです。
アクセス数やページごとのデータ(滞在時間など)、アクセス元などさまざまなデータが確認できます。
これらのデータによって、改善が必要なページを見つけ出せるのです。
具体的な改善策は、サーチコンソールをはじめ他のツールを組み合わせて考えていきます。
Googleサーチコンソール
▲出典:Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールは、主に検索に関する分析ツールです。
Webページがどのようなキーワードで検索されたときに表示されているか、表示回数や順位などを調べられます。
また、クローラーをサイトに呼び込む機能もあります。
Webサイトの立ち上げからしばらくは、その機能の使用頻度が高くなるでしょう。
5. 記事ごとの対策キーワードを決める
記事(ページ)ごとに「上位表示を狙うためのキーワード」を決めましょう。
Googleは、ページごとにコンテンツを評価します。
各記事の専門性を高めるとブログ全体の評価も上がり、それぞれのページの上位表示にも繋がりやすくなるのです。
また、先にキーワードを決めればユーザーニーズが把握できるので、読者の役に立つ有益な記事を書けますよ。
ページごとの対策キーワードは、ブログのテーマに沿ったものを選びましょう。
キーワードを見つけるには、キーワード調査ツールの利用がおすすめです。
ツールを使えば、実際に検索されているキーワードを見つけられます。
具体的な方法や実際に使えるツールについては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
ブログのアクセスアップの基本!「キーワードの選び方」を徹底解説【保存版】6. 読者が読みやすい記事を作成する
記事を作成するときは、読みやすさを意識しましょう。
読みやすい記事は、内容はもちろん見た目にもこだわる必要があります。
たとえば、記事にどれだけよいことが書いてあったとしてもテキストだけの記事は読みにくいですよね。
それにより、読者が退屈やストレスを感じ、離脱に繋がってしまうのです。
SEOにも悪影響を及ぼすため、読者が離脱しない工夫をしましょう。
具体的には以下のとおりです。
- 読み進めやすい構成
- 見出しや装飾タグを効果的に使う
- 表や箇条書きを入れる
- 画像や動画を入れる
まず、ユーザーの知りたい順番に情報を配置すれば利便性も上がり、記事を読み進めやすくなります。
また、重要な部分は装飾を使って目立たせたり、画像や動画を入れたりすることによって、読者の理解をサポートできるでしょう。
上記のポイントを押さえた記事は、クローラーにとっても認識しやすくGoogleの評価にも繋がりますよ。
7. 公開した記事を改善する
ブログの記事は継続的な改善により、徐々に表示順位を上げられます。
「4. SEO対策に必要なツールを設置する」で紹介したツールでサイトの状況を定期的にチェックし、必要な改善を加えていきましょう。
そして、各ページにユーザーニーズに合わせた情報を追加することで、読者にとって有益性が増すのはもちろん記事の専門性も高まりますよ。
また、古い記事を放置すると、誤った情報を発信するおそれがあります。
ブログの信頼性が失われ、順位の低下に繋がるため定期的に情報のアップデートが必要なのです。
ブログ全体のSEO効果を上げるために、公開した記事の改善も続けていきましょう。
SEO対策するうえで注意すること
SEO対策をするうえで、Googleによって禁止されている行為を知ることも大切です。
とくに初心者の方が注意すべき禁止行為は、以下のとおりです。
- リンクプログラムへの参加
- 他の著作物の内容を無断でコピーや転載
- 不自然にキーワードを詰め込んだ記事
- ツールなどで作った記事
これらの禁止行為を自身のWebサイト上でやってしまうと、Googleからペナルティを受けて検索結果にサイトが表示されなくなります。
検索結果からのアクセスがなくなると、ブログのアクセスは大幅に減るでしょう。
そうなると、ブログの存続に関わりますよね。
しかし、当記事で紹介したように正攻法でコンテンツを作っていれば禁止行為に抵触しません。
長期的に稼げるブログにするために、不正は行わないようにしましょう。
【初心者向け】SEO対策のよくある質問
ここまで読んで「自分でもSEO対策ができそう!」と思っていただけたのではないでしょうか?
ここからは、SEO対策を始める方が抱きやすい疑問について回答していきます。
SEO対策初心者のよくある質問は、以下の3つです。
では、一つずつ確認していきましょう。
Q1. SEO対策の効果はどれくらいで出る?
ブログのテーマによって異なりますが、SEO効果が出るまでに最低でも数か月〜1年はかかるでしょう。
立ち上げたばかりのブログは、Googleのクローラーがサイトに訪れデータベースに登録から評価されるまでに時間がかかります。
また、記事数も少なくテーマに関する専門性も低いため、ブログ全体で競合サイトに劣ってしまい上位表示が難しいのです。
そのため、短期間での結果を期待しないようにしましょう。
諦めずにブログを書き続ければ、徐々に順位が上がり始めアクセスも増えていきますよ!
Q2. SEO業者に頼むと早く上位表示される?
SEO対策には「これをやれば絶対に上位表示できる!」という正解がありません。
そのため、業者に依頼したからといって、ブログが早く上位表示されることはないでしょう。
また、SEO業者によってはブログに悪影響を与える対策を行うところもあるので注意が必要です。
SEO業者の利用に関しては、以下のようにGoogleからも注意喚起がされています。
SEO 業者を利用するかどうかは、サイトの改善や時間の節約につながる可能性がある一方で、サイトや運営者の信用が損なわれるおそれもある重大な決定です。
SEO 業者を利用するメリットと、無責任な SEO 業者によってサイトが被害を受ける可能性について必ず検討してください。
引用:Google検索セントラル「SEO業者(代理店、コンサルタント)とは」
当記事で解説したように、SEO対策は初心者でも取り組めます。
さらに、SEOに関する情報はWeb上で多く発信されているので、知識も増やしていけますよ。
SEOに効果があることやないこと、難易度を把握するためにも、まずは自分でやってみましょう。
Q3. 1記事の文字数はどれくらい?
記事の文字数に決まりはありません。
検索キーワードによってユーザーが求める内容が異なるため、文字数も記事ごとに異なります。
記事に含む情報量の目安として、競合サイトの文字数を参考にしてみてもよいでしょう。
ただし、競合サイトよりも文字数が多いからといって、上位表示できるわけではありません。
記事を書くうえで重要なことは文字数ではなく、ユーザーに役立つ情報を伝えることです。
よりSEOを深く知るために確認したいこと
Googleから発表されている以下の資料を確認すれば、SEOに対するGoogleの考え方を理解するのに役立ちます。
それぞれの資料の内容を把握することで、SEO対策の知識をより深められるでしょう。
当記事で紹介した施策も、納得した上で行えますよ!
では、それぞれの概要を解説します。
Googleが掲げる10の事実
この資料では、Googleがサービスを提供する上で大切にしている10個の項目について紹介しています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用:Google が掲げる10の事実
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
この資料のポイントは、ユーザーを最優先に考えている内容であることです。
Googleで上位表示を目指すうえで、読者の役に立つ質の高いコンテンツを発信する重要性が読み取れます。
検索品質評価ガイドライン
検索品質評価ガイドラインは、Googleが検索エンジンの評価方法について外部の評価者向けに説明した資料です。(参考:General Guidelines)
この資料からは、Googleがどのようなページを高く評価したいのか、検索上位に表示したいのかが読み取れます。
145ページにも及ぶ英文の資料ですが、主に以下の2つの視点が重要とされています。
- Needs Met
- E-E-A-T
「Needs Met」とは、ユーザーのニーズに応じることです。
ユーザーニーズを汲んで、それに対する答えを記事で提供することが大切であると分かりますね。
もう一つの「E-E-A-T」とは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をあわせたものです。
この4つは、Googleがコンテンツを評価するときに重視されています。
そのWebサイトやコンテンツが特定のテーマに精通しているか、他者から評価を受けているかなどの基準となります。
以上のことから、テーマ選びやコンテンツの参考にできる資料だと言えるでしょう。
公式は英文のみですが、日本語訳や要約しているWebサイトもありますよ!
検索順位が決まる仕組み
検索順位が決まる仕組みについても、Googleから公表されています。(参考:Google 検索の仕組み)
検索順位が決まる仕組みを理解すると、SEO対策の重要性についてより納得できるでしょう。
資料によると、検索順位は以下の3つの流れによって決まるとされています。
- 「クロール」してWeb上の情報を集める
- 集めた情報を「インデックス」する
- 「アルゴリズム」によってページを評価する
とくに「クロール」「インデックス」「アルゴリズム」は、SEO対策をするうえで重要な用語です。
意味を理解した上で対策に取り組みましょう。
1. 「クロール」してWeb上の情報を集める
クロールとは、Googleのロボット(クローラー)がWebページを巡回し情報を集めることです。
クローラーは、世界中のWebサイトを巡回して各ページに記載されている情報をデータベースに登録しています。
それをもとにコンテンツが評価されるため、まずは自分のWebサイトをクロールしてもらわなければならないのです。
なお、ページを公開するだけではクローラーはWebサイトに来てくれません。
そのため、Googleサーチコンソールの機能を使ったり、継続的にWebサイトを更新したりしてクローラーを呼び込む必要があります。
2. 集めた情報を「インデックス」する
クロールして集めた情報が、Googleのデータベースに登録されることを「インデックス」と言います。
ただし、Webサイトをクロールされても、すべてのコンテンツがインデックスされるとは限りません。
クローラーにとって認識しにくいコンテンツは、インデックスされないこともあるのです。
インデックスされるためには、クローラーと読者の両方にとって読みやすい記事であることを意識する必要があります。
クローラーは、テキストだけでなく見出しや強調などの各種HTMLタグによって、重要な部分を認識していると考えられます。
また、タグによって整形された記事は、読者にも視覚的に見やすくなります。
クローラーにもユーザーにも読みやすい記事にするために、コンテンツの整形も忘れないようにしましょう。
3. 「アルゴリズム」によってページを評価する
アルゴリズムとは、プログラミング用語で計算方法です。
Googleはプログラムによってコンテンツを評価しており、検索順位を決めるために独自のアルゴリズムが深く関わっています。
Googleのアルゴリズムに採用される評価基準は膨大で、正確な内容をGoogleは公表していません。
しかし、アルゴリズムもGoogleの理念に基づいてコンテンツを評価していると考えられます。
先に紹介した2つの資料からもわかるように、Googleはユーザーを最優先に考えています。
検索結果で上位表示されるためには、読者を最優先に考えたページを作ることが大切だと言えるでしょう。
読者に役立つ記事作りからSEO対策を始めよう!
今回の記事では、初心者の方に向けてSEOについて解説してきました。
- SEOは、Webサイトを検索結果の上位に表示させるための対策のこと
- ブログ初心者でもSEO対策ができる
- 読者の役に立つ記事を書くことは、検索結果の上位表示にもつながる
- SEOの効果はすぐに出ないので、継続して行う
SEO対策は、初心者の方でもできることがたくさんあります。
ブログを運営しながらSEOの知識を増やし、継続して対策を行っていきましょう。
すぐに結果は出ませんが、諦めずに続ければ上位に表示されてブログのアクセスアップに繋がりますよ!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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