収益化のためにブログを始めたい人にとって重要なのが「テーマ」。
「何について書くか」を正しい手順で決めておくことで、後悔しないブログ開設ができますよ。
今回は、ブログのテーマについて3STEPで決めていきます!
この記事は以下のような人におすすめ!
- ブログのテーマが見つからない
- ブログで収益を上げるにはどんなテーマがいいか知りたい
この記事では、書いてある通りの手順で進めることで、ブログテーマを決められるよう、具体的にご案内しています。
「書きたいテーマが思いつかない」「本当にこのテーマでいいのかな?」と悩んでいる人は、ぜひ一緒に考えていきましょう!
目次
なぜテーマ選びが重要なのか
アクセスが多いブログにするためには、テーマ選びがもっとも重要です。
その理由は、以下の3つです。
それぞれについて解説します。
読者を増やしやすい
ブログに明確なテーマを用意すると、読者と出会うチャンスが増え、ブログを継続して読んでもらいやすくなります!
まず、読者と出会うには「検索上位に記事が表示される」ことが条件。
ブログに最初に訪れる読者のほとんどは、検索によってあなたのブログを見つけるためです。
検索上位とは、検索したときに表示される順番が早い記事のこと。
表示画面の上から検索1位、2位、3位……と呼びます。
Googleに検索で上位に記事を表示してもらうには、「読者のためになる」記事であることが大切。
テーマに沿ってブログを運営していると、「このブログは特定のテーマに対して深い情報を扱っているんだな」と認識され、表示順位にもいい影響を及ぼしやすくなります。
また、テーマが決まっていると読者が「自分にとって必要な情報を扱っているか」を判断しやすいのもポイント。
内容に価値を感じてもらえれば、定期的に訪問してもらえるようになりますよ。
収益化しやすい
収益化にはブログへのアクセス数、つまり読者の数を増やすことが大事な条件。
上記の「読者を増やしやすい」というテーマ選びのメリットは、収益化にも活かされます。
さらに、自分がおすすめする商品やサービスを読者に購入してもらうには、自分の発信する情報を信頼してもらうことがとても大切。
いい加減な情報や薄い情報ばかり発信しているブログが商品をおすすめしていても、あまり買う気になりませんよね。
ブログが特定のテーマに沿っていて、かつ内容も役に立つものであれば、「この人はテーマへの知識が深くて信頼できそうだな」と思ってもらえます。
そうすることで初めて、「この人が勧めるなら買ってみようかな」と、読者が行動を起こしてくれるようになりますよ。
有益な記事が書きやすくなる
一つのテーマで書き続けることで、そのテーマについての知識が深まり、より有益で価値のある情報を提供できるようになります。
自分にとって興味のあるテーマなら他の人よりもずっと吸収が早いので、ブログを運営していくにつれてどんどん記事の質も高まっていきます。
テーマに関することだけに絞って勉強できるので、学習効率がいいのもポイントですね。
さらに、ある記事の情報収集の過程で新しい知識や切り口が見つかり、ブログの次のネタが自然に舞い込んでくるのも魅力。
テーマを決めておけば、効率的に学べ、深みのある記事を量産しやすくなりますよ。
テーマ選びの気になる疑問
ブログテーマを決める作業について説明する前に、テーマについてのよくある疑問にお答えしておきます。
①経験や専門知識がないテーマでも大丈夫?
自分が興味を持ち、深く学びたいテーマであれば問題ありません。
ブログを運営するにつれて専門知識は身についていくので、それに伴って記事の質も向上します。
そこに、学んでいく中で感じた自分の意見や、知識を実際に活用した体験などもあわせて書けると、「自分にしか書けない記事」になっていきますよ。
また、「初心者」としての自分を活かしたブログ運営も手法の一つ。
これから自分も勉強していきたいテーマを扱い、初心者としての目線から同じ悩みを抱える読者向けに記事を制作する、といったスタイルでも有益な情報が発信できます。
②「稼げそうだから」という理由でテーマを決めてもいい?
ダメではありませんが、おすすめはしません。
興味があって自分自身も学びたいテーマであればよいですが、単純に「興味はないけどアフィリエイト単価が高いから」などの理由でテーマを選ぶのは危険です。
まず、興味がないゆえに知識を吸収するスピードが遅くなってしまうことが理由。
さらに、当事者でないために読者の立場になって考えにくいので、記事も質のいいものがなかなかできないのも大きなデメリットです。
興味のないジャンルを選んだばかりに、記事を書くのに長い時間がかかり、さらにアクセスも伸びず、最終的に挫折してしまうブログも少なくありません。
「稼げるかどうか」は副業としてブログを始めるうえで非常に大事な要素ですが、ブログはまず「続けられるか」が大事。
興味が持てて、長く付き合えるテーマ選びを意識しましょう。
③テーマは一つに絞ったほうがいい?
テーマは複数にしてもOK!
ブログはテーマの数によって、「特化ブログ」と「雑記ブログ」に分けられます。
- 特化ブログ:扱うテーマが一種類のブログ
- 雑記ブログ:扱うテーマが複数あるブログ
特定のジャンルに特化させた方が専門性は高まります。
複数テーマを扱う雑記ブログなら、それぞれのテーマに関心のある読者が集まります。
ただし、特化ブログと同様、雑記ブログでもテーマ選びは重要。
たとえばテーマ①はスイーツに興味がある20代の女性がターゲット、テーマ②は高級車に興味がある40代の男性がターゲット、というように、対象がバラバラのテーマを同時に扱うのはNG。
自分に興味のない情報を扱っていると感じると、ブログのファンになりにくいためです。
雑記ブログは主軸となるメインテーマがあって、その読者層に近いサブのテーマを合わせて2つ~4つほどあるのがいい形です。
④テーマは変えちゃダメ?
ブログのテーマは途中で変えてもOKです!
ただ、特化ブログでテーマを変えると、これまでやってきたことを一度リセットすることになります。
テーマをまだ一本に絞る自信がない場合は、いくつかのテーマ(ジャンル)を並行して記事制作する雑記ブログとしてスタートするのがおすすめです。
ブログを運営しながら読者の反応や記事の書きやすさをチェックして、一つのテーマに特化させていくとよいでしょう。
ブログのテーマを決める3STEPを解説!
ここからは、実際に3つのステップに分けてブログのテーマ選定をしていきます!
- STEP.1「テーマの種」を書き出してみよう
- STEP.2 育つ可能性があるテーマの種を選別しよう
- STEP.3 テーマ選びの最終チェックをしよう
自分の中にあるいろんな「興味関心」と、「ブログとしての価値」を照らし合わせることが大事。
まずは自分の内側を見つめなおしてみましょう。
手順に沿って解説するので、手元で書いたり調べたりしながら、順番にやってみてください!
STEP.1「テーマの種」を書き出してみよう
最初のステップは「テーマの種」。
自分の中にある経験や、興味のあることを5つの視点から考えてみましょう。
すでにテーマを想定している人も、改めてやってみると新しい発見があるかもしれませんよ。
① これまで時間を使っていたことを書き出してみる
これまでの人生で、たくさんの時間を使ってしていたことを一つずつ書き出してみましょう。
「こんなのはくだらないから」「大したことないから」といって省くのはもったいないです!
どんな経験や体験も、他の人にはない自分だけの宝石だと思って書き出してみてください。
- 仕事や家事
- 趣味、好きなこと
- 日々の習慣 など
たとえば、自分がどんな仕事をしてきたか、その中でとくに時間を割いて取り組んだのは何か。
「自分のやってきた仕事は専門性が高くないから……」と思う人もいるかもしれませんが、仕事はすべてある意味では「専門職」です。
一般事務、アパレルの販売員、営業、建設作業員など、どんな仕事でも、他の仕事では養えない知識や知恵、スキルが養われています。
家事や子育てもブログでは人気のジャンルの一つです。
生活の中に当たり前にあるからこそ、多くの「同じ立場の人」から興味を持ってもらいやすいテーマですね。
これまでやってきた趣味、好きなスポーツといったものから、家族のお弁当を作る、ぶらぶら散歩する、ペットと遊ぶ……といった日常的なものまで、幅広く書いてみてください。
②これから時間を使いたいことを書き出してみる
次は、これから時間を使いたいことを書き出してみましょう。
将来的に時間を使わないといけなくなりそうなことも書き出します。
猫と遊ぶ、子育て、転職、婚活、英会話の習得、DIY、田舎への移住作戦など。
思いつくままに書き出してください。
その中に「これなら積極的に時間を使う価値がある」というものがあれば、丸で囲んでおきましょう。
それは特に育てる価値がある「ブログの種」である可能性があります。
例えば「英語を読めて話せるようになるならいくら時間を使っても惜しくない」と思っているとします。
その場合は、英語学習の過程、つまり「英語が苦手から得意になるプロセス」をブログのテーマにすると、読者の共感を得られるかもしれません。
英語が苦手だった自分でも成果が出た学習法や、テストの成績の変化、そして英語が得意と胸を張って言える実績。
どれも同じ立場の初心者にとっては非常に価値のある情報になります。
この「素人から熟練者(成功者)への道筋」を扱うブログは、子育てや庭造り、田舎への移住計画など、幅広いジャンルで使えますよ!
③5年前にはできなかったが、できるようになったことを書き出してみる
次に、「5年前の自分」と今の自分を比べてみましょう。
小さなことでも、自分に起こった変化や成長を書き出してみてください。
- 残業なしで仕事を片付けられるようになった
- 安定して貯金ができるようになった
- 禁煙できた
- 苦手なタイプの人とも話ができるようになった
- 夫婦喧嘩をしなくなった
上記のようなものの中に、読者の参考になるブログの種があるかもしれません。
④上司や同僚、友人に褒められたことを書き出してみる
他人に褒められたことの中には、自分では意識していない得意や長所(=人から見て手本になること)が見つかる可能性があります。
なぜ得意なのか、どういうことを意識しているのかを言葉にできれば、そこにコンプレックスを感じている人を助けられるかもしれません。
- デスク周りがいつもきれい
- 電話の応対が聞いていて気持ち良い
- 失敗したときの謝り方が上手い
- 同窓会の幹事役をそつなくこなす
- メールの文面が楽しい
⑤後悔している失敗体験を書き出してみる
後悔していること、心の傷になっていること、思い出したくないのに思い出してしまうことなどを書き出してみましょう。
その中に、人の参考になる経験があるかもしれません。
読者が検索を行うにあたって「失敗したくない」「失敗した後に、どう切り替えればいいのか知りたい」という動機は非常によくあるものです。
あなた自身の失敗談と、そこから学んだ教訓、気持ちを切り替えるポイントなどを紹介できれば、読者の心を救う記事になる可能性がありますよ!
- 離婚
- 借金
- 投資
- 買い物
- 交通事故
- 子育て
STEP.2 育つ可能性があるテーマの種を選別しよう
ここまでは、自分の中にあるテーマの種を書き出してもらいました。
次は、そこから育つ可能性があるものを選別しましょう。
ブログが育つとは、書き続けるうちにアクセスしてくれる読者が増え、収益が生まれるようになることを指します。
「実際にブログにしたときにうまくいくか」の観点から、テーマを選定していきます。
具体的な選別作業は、以下の3つです。
それぞれについて解説します。
①そのテーマで書いた記事はどんな人にとって有益かを書き出してみる
読者にとって有益な記事でなければアクセス数は伸びません。
そのテーマで書いた記事は、どんな人に読ませたいか、どんな人に役立つかをイメージして、思いついたものを書き出してみましょう。
これは、ニーズがあるテーマかどうかの確認です。
その情報を求めている読者や解決できる悩みを明確にイメージできるテーマなら、育つ可能性があります。
②自分にしか書けない情報があるかを考える
記事の中に自分にしか書けない内容があれば、それがオリジナリティであり、読者にとっての有益な情報になります。
「あるかどうか分からない」「ハードルが高い」と思うかもしれません。
しかし、あなたの経験も、あなたの考え方も「自分にしか書けない情報」です。
すでに自分の実体験があるものや、これから当事者として取り組む予定のことなど、ブログを育てていく中でオリジナリティも育っていきそうなテーマを選びましょう。
他のブログやWebサイトから引用してきた情報ばかり記事にしても、あなたのブログ自体のファンにはなってもらえません!
自分ならではの視点や切り口、体験や思いを記事に込めるようにしましょう。
③「YMYL」と呼ばれるジャンルに該当しないかをチェックする
ジャンルによっては、専門家としての実績や具体的な根拠がないとGoogleからいい評価を得られないものも。
重要テーマに関する記事は、Googleが書き手の専門性を厳しく査定するためです。
それはお金や健康、個人の信条にまつわるジャンルで、「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれています。
以下に一例を示しておきます。
実績に自信がない場合は、可能な限り避けるようにしましょう。
- 金融(仮想通貨、クレジットカードなど)
- 美容(コスメ、筋トレ、ダイエットなど)
- 健康(病気、ケガなど)
- 公共サービス
- 不動産
- 人種・宗教
- 法律
STEP.3 テーマ選びの最終チェックをしよう
ここまでテーマの洗い出しや候補の選定ができたら、あとは最終段階!
実際に自分の手で育てていくことが可能かどうか、2つの観点でチェックしましょう。
①同じテーマのブログを参考にして、ブログの切り口を考えてみよう
Google検索で、同じテーマでどんなブログやサイトがあるかを調べてみましょう。
上位記事がどんなタイトルや切り口で書かれているのかを読んでみます。
「自分ならこんな内容を書きたい」「こんな体験談を書きたい」というアイディアが1つでも2つでもあれば有望です!
他のブログよりも何かしらの要素で上回る記事を書くことが、アクセスを増やしていくうえで大切。
今回のテーマ選びに限らず、記事を作るうえでも意識していきましょう。
②そのテーマで書けそうな記事のタイトルを30本書き出してみよう
ちょっと大変ですが、最終候補のチェックとして、そのテーマで書けそうな記事のタイトルを30本書き出しましょう。
これはテーマを記事にできる幅を確認する作業。
意外と書くことがない……と、ブログを開設してから気づくことがないよう、事前にチェックするものです。
書き出すのに数日かかるかもしれませんが、あきらめずに頑張ってみてください!
もし30本のタイトルを用意できたら、そのテーマは採用!
これで、自分にぴったりのブログテーマが見つけられたはずですよ。
テーマ選びはブログの要!じっくり取り組んでみよう
今回はブログのテーマの決め方について解説しました。
以下、本記事のまとめです。
- ブログにとってテーマの設定はとても重要!
- 自分に合うブログテーマは必ずある
- テーマを一つに絞る必要はない
- 自分の興味や経験から「種」を探す
- ブログを作って「育つ」可能性を考えて選ぶ
どんなテーマがiいか悩んでいるときは、腕組みをして考えてもテーマは見つかりません。
「〇〇を書いてみよう」「〇〇を調べてみよう」という作業が多くてめんどうに感じた方もいるでしょうが、その作業が大切です。
今後も長く付き合っていくブログだからこそ、慎重にテーマを選んで、しっかりと向き合ってもらえればと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
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